不動産クラウドファンディングとは、不動産を対象に、複数人で行う不動産投資のことです。
これまでの不動産投資は、個人が不動産を全て購入する必要がありましたが、不動産クラウドファンディングでは運営者が主体となり、権利を小口化して複数の投資家から資金を集めます。
投資家から調達した資金をファンドが運用する期間は開始時点で決められており、運用期間中で得られた利益を投資家に分配します。
※運用期間が無期限の金融商品もあります。
この運用期間は短期と長期に分けられます。特に明確な定義は定められていませんが、おおよそ数か月~1年未満であれば短期、1年以上になると長期と考えればわかりやすいと思います。
短期のメリットは予想外の事態が起こりにくく、元本割れ等のリスクが低いことです。しかしその都度手間がかかり、投資効率がいいとは言えません。
一方、長期では手間が少なくなり、また運用期間が長いほど大きな収益が期待できますが、社会情勢や市場の変化にるリスクは大きくなります。(不確実性の増大)