「ファミリー向け」については、明確な定義があるわけではありませんが、広めの 2LDK や、子供ありの場合は 3LDK 以上がファミリー向けとして勧められるケースが多いようです。
面積で言えば、現在では 60 から 70 平方メートル以上を「ファミリー向け物件」の目安にすると良いでしょう。
※「シングル向け」は30平方メートル未満が当てはまります
単身者がファミリー向け物件に入居するのは何の問題もありません。
書庫や倉庫として、あるいは趣味のグッズ置きスペース、ペットや植物栽培用等々で、別室を確保するために、単身でも広い間取りを希望するケースはよくあります。
一方で、ファミリーがシングル向けの部屋を借りようとする場合は問題が生じます。一人当たりの適切な居住空間が確保できないと、騒音や生活上の問題が発生するようになるからです。
狭い間取りに大人数の入居を希望しても通常は不動産会社から断られることになるでしょう。
なお、一戸建ての場合は「ファミリー向け」「シングル向け」といった考えがなく、基本的には全て「ファミリー向け」と捉えて良いでしょう。